白鳥鈴奈詩集

オリジナルの詩とショートストーリー・・・生きる喜び。愛の言葉。時の流れるままに

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2015-07-30 (Thu)  23:16

あつすぎて


 「あつすぎ」

  「あつすぎ」

 私一人の夕食
 レンジでチン

 器に触れたら
 あまりにも熱すぎた

 向きによってはじく
 磁石のように

 私の指が器を勢いよく
 パチンと跳ね返した

 怒りのしずくが
 電流になって

 稲妻のように
 私の中をかけ上がった



 30度超えの真昼間
 2人分の布団干し

 ベランダにでたら
 あまりにも暑すぎた

 無重力で泳ぐ
 宇宙飛行士のように

 私の身体はスローモーションで
 もわもわした空中を遊泳飛行

 我慢のしずくが
 汗になって
 
 ぽたりぽたりと
 私の表面をしたたり落ちた

・・・・・・・・・・・・・・
(コメント)
昨夕、熱すぎる物を触った時、ある感覚を感じました。
ほんの0.5秒位だったでしょうか。

幼稚園か小学生が目を輝かせて言うのならまだしも、わざわざ今更、声にして言うほどではないのですが。
その時、自身を冷静に観察し何かを感じとった瞬間でした。

その感覚とは「怒り」でした。
これを詩にしたいと思っていました。

そして、今日、まだ7月だというのに、なんと35度近くなりました。
家事をしている間は、クーラーを我慢していたので汗がほとばしりました。
ベランダで洗濯物や布団を干すだけで、体が重くぼーっとしていました。

それで、昨日と今日に感じたこと、「熱さ」「暑さ」、「怒り」「我慢」で対照的な詩を書いてみたくなりました。

 

最終更新日 : 2015-08-04

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