白鳥鈴奈詩集

オリジナルの詩とショートストーリー・・・生きる喜び。愛の言葉。時の流れるままに

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2012-12-18 (Tue)  22:45

「愛おしくて」

「愛おしくて」


冬の朝

リビングに入り

ガスファンヒーターの

スイッチを押す


すぐに温かい風が

部屋を暖めだす



愛犬のゲージの前に行き

扉を静かに開ける



朝の挨拶の

尻尾すら振らずに

私の顔も

ちらりとも見ずに

一直線に歩いていく


ヒーターの前に

オスワリしてから

ようやくちらっと

私の方を見ている



そんな可愛くない態度さえ

愛おしくて


どんな小さなことでさえ

愛おしくて


こんなことがあった

いつもこうだよねと

あなたと笑いながら

同じ話を繰り返す


そんな毎日が愛おしい

最終更新日 : 2015-08-04

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