白鳥鈴奈詩集

オリジナルの詩とショートストーリー・・・生きる喜び。愛の言葉。時の流れるままに

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2019-10-04 (Fri)

詩 「歓迎」

詩 「歓迎」

「歓迎」スズメにパンをあげなくちゃ。せっかく来たのになかったら がっかりするでしょう?すぐに忘れるさと あなたは言うけれど それでもやっぱり 用意しておくの。白鳥鈴奈...

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「歓迎」

スズメにパンをあげなくちゃ。

せっかく来たのになかったら
がっかりするでしょう?


すぐに忘れるさと
あなたは言うけれど
それでもやっぱり 用意しておくの。

白鳥鈴奈
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2019-10-04 (Fri)

詩 「親子スズメ」

詩 「親子スズメ」

「親子スズメ」 最初、恋人同士かと思っていた。 口移しでパンをあげていたものだから。 窓越しによおく見ていたら一羽は離れたところで ちょこんと待っている。 飛び立った一羽の方へ 飛ぼうとしては ためらって よちよち危なっかしい。 飛んでいった一羽は帰ってくると開けたくちばしの中に運んできたパンを渡している。 何度も何度も いったりきたり。そんな親子スズメが毎日 きているみたい。白鳥鈴奈...

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「親子スズメ」


最初、恋人同士かと思っていた。
口移しでパンをあげていたものだから。

窓越しによおく見ていたら
一羽は離れたところで ちょこんと
待っている。
飛び立った一羽の方へ 飛ぼうとしては
ためらって よちよち危なっかしい。

飛んでいった一羽は
帰ってくると
開けたくちばしの中に
運んできたパンを渡している。
何度も何度も いったりきたり。

そんな親子スズメが
毎日 きているみたい。

白鳥鈴奈
2019-10-04 (Fri)

詩 「鳥たちのウワサ」

詩 「鳥たちのウワサ」

「鳥たちのウワサ」 気のせいか スズメの数が増えたよう違う鳥もまじっている ウグイスまでも こんな近くにきて あの美しい声で 鳴いている あそこの家は 安心だよと もしかしたら鳥の仲間で白鳥鈴奈ウワサが広がってるのかな...

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「鳥たちのウワサ」

気のせいか
スズメの数が増えたよう
違う鳥もまじっている
ウグイスまでも こんな近くにきて
あの美しい声で 鳴いている

あそこの家は 安心だよと
もしかしたら
鳥の仲間で

白鳥鈴奈

ウワサが広がってるのかな
2019-10-04 (Fri)

詩 「忘れた日」

詩 「忘れた日」

「忘れた日」 忙しくて朝、パンの用意をするのを すっかり忘れていたことに  家に帰ってから気がついた きっとやって来たに違いない がっかりして 帰ったに違いない その光景が ふっと頭に よぎったと同時に結局 疲れて、その夜は そのまま忘れてしまった白鳥鈴奈...

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「忘れた日」

忙しくて
朝、パンの用意をするのを
すっかり忘れていたことに 
家に帰ってから気がついた

きっとやって来たに違いない
がっかりして 帰ったに違いない
その光景が ふっと頭に
よぎったと同時に
結局 疲れて、
その夜は そのまま忘れてしまった

白鳥鈴奈
2019-10-04 (Fri)

詩 「そろそろ」

詩 「そろそろ」

「そろそろ」 今日は涼しいので窓を開けて網戸越しに スズメたちを見ていた。もっと近くでみたいと私は そろそろと近寄っていった。まだ、大丈夫。もっと。もっと。ワン!ワワン! 犬の大きな声に驚いて スズメたちは一斉に飛んでいってしまった。 私は知っている。 木の枝の上から見下ろしているのを。ほんの5分もしたら戻ってくるかもしれない。そうしたいに 違いない座布団を折り畳んで寝たふりしよう。 心地よいそよ風に頬...

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「そろそろ」

今日は涼しいので
窓を開けて網戸越しに
スズメたちを見ていた。

もっと近くでみたいと
私は そろそろと近寄っていった。

まだ、大丈夫。もっと。
もっと。

ワン!ワワン!
犬の大きな声に驚いて
スズメたちは一斉に飛んでいってしまった。

私は知っている。
木の枝の上から見下ろしているのを。
ほんの5分もしたら
戻ってくるかもしれない。
そうしたいに 違いない
座布団を折り畳んで
寝たふりしよう。

心地よいそよ風に頬をなでられ
ウトウトとして気がつくと
コツ。コツ。トン。トン。
音がする。

もしや?
ゆっくり体を回して
頭をあげて見てみると
すぐそこで
またスズメが黙って
静かに食べている。

私を起こさないために?
私に気がつかれないために?
なんてことは ないだろうけど

声をひそめていても
そのかわいい小さなくちばしと
小さなあんよの
小さな音で
あなたたちのこと
わかってしまうのよ。

白鳥鈴奈